小学校では保護者が学校へ行って、子どもたちへ本を読むという「読み聞かせ」なるものがあります。
学校によって様々なので、PTAの方が行っていたり、希望者が読んだり、NPOの方を招いたりとさまざまなのですが、私も子どもが2年生までは一学期に一回、学校に伺っていました。
読み聞かせの本というと、なんとなく名作とか、話題の本を考えてしまうのですが、1年生の最初の頃ならまだしも、後半になってくると、長い話はだめ。単調な話はだめ。かといっておもしろすぎるとこどもが騒ぎ始めてだめ。と以外と本選びは難しいです。(学校にもよりますが;)
そして、このブログが滞ってしまった今、読み聞かせた本の中で子どもたちの受けがよかったものを書いてみます。ご参考になれば幸いです。
・海辺のハリー
どろんこハリーのシリーズ。ちょっとドキドキする場面が出てくるので子どもたちは真剣に聞き入ってくれました。1学期の夏休み前なんかにおすすめ。
・どうするどうする穴の中
3匹のネズミと2匹の猫のセリフで進んでいく話なので、役を演じ切るととても受けが良かったです。
雨が降ってきて、というお話なので、これも一学期の梅雨時期なんかにおすすめ
・おばけやしきへようこそ
森で迷子になってしまった女の子が森の中のこわーいおばけやしきへたどり着きます。おばけたちはここぞとばかりに女の子を怖がらせようとしますが、女の子はマイペースに、一夜を過ごします。おばけのこわ~いセリフと女の子のマイペースなやりとりにメリハリをつけると受けます。
・ねえ、どれがいい?
物語というよりは究極な選択を子どもたちに選んでもらう絵本。たとえば、「迷子になるとしたら?-砂漠、海の上、人ごみの中」など。なんでそれを選んだのかを聞いたりすると、ちょっとしたワークショップみたいになって楽しいです。
ちなみにですね。某女性誌なんかでは「学校に読み聞かせに行く際のファッション」なんて特集も組まれていたことがあった…