コミュニケーション

先日、誕生日ケーキを求めて、とあるデパートのケーキ屋さん数軒で苺の産地を聞きまわりました。子どもの誕生日だったので、なるべく安全なものを食べさせたいと思い、聞いて回ったのですが、店によって対応は様々。ファイルを店舗に用意している店、何も用意していなくて、どこかへ聞きにいってなかなか帰ってこない店、すぐに問い合わせの電話をかけてくれる店など。共通していたのは、即座に苺の産地が分かる店は皆無でした。

そこで感じたのは、実はこのご時勢、産地を気にする人は多くいても、実際に店で産地を聞く人は少ない。聞く人が多いのなら、店はもっと対応の準備をしていると思うのです。

他人に対して「聞く」という行動自体、少なくなっている気がします。

最近良く街でみかけるのが、交番の前で、スマートフォンで地図をみている人、駅で目的地までの路線をスマートフォンで検索している人。すぐそばに交番があれば、お巡りさんに聞けば教えてくれるし、目的の駅まで、どういったら一番よいのかわからなければ駅員さんに聞けばいい。そんな「他人に聞く」という行動自体がとても少なくなっている気がします。

なんでもすぐに検索が出来て便利になった世の中ですが、せめて旅行に行った時は、検索はやめて、地元の人と会話を楽しむ、ということをしたいものです。

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