葉の上の…

先日とある公園に行って見つけた奇妙な木。葉の上から花(?)のようなものが沢山生えています。もしかして、放射能の影響!?と興奮して写真に撮りました。

帰宅してインターネットで調べると、実は葉の上に花が咲くという植物はあるらしい。たとえば花筏(ハナイカダ)。葉の中央につく花を、筏に人が乗った姿に見立てた名前だそうです。かわいいネーミングですね。

ハナイカダは雄と雌の株が分かれていて、雄株では葉の上に多数の雄花ができるが、雌株では多くは1つの花しか付かないそうです。花がついたあとはそのまま実になります。

なかなか素敵な花ですね。

でも私が見つけたこの葉っぱはハナイカダとは違うようです…ちょっと気持ちわるいのですが、一体なんなのでしょう?公園にも問い合せてますので、回答が来たらまたお知らせします。

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早速回答が来ました。ありがとうございます彩湖・道満グリーンパーク管理事務所さん!

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この度は彩湖・道満グリーンパークをご利用いただき、
ありがとうございました。

お問い合わせの木は「ハルニレ」という名前で、山地や公園などで
見られる木です。

葉の上にあった花か実のようなものは、
虫えい(虫こぶ)といって、小さな虫が葉に寄生して出来たものです。

この中にアブラムシがいて、敵から身を隠しているのです。

この公園は農薬散布を控えているので、他にもクヌギの葉などにも
丸い虫えいが見られます。今度来園した際は、ご覧になってみてください。

なお、人には害がないので、安心してください。
他にも名前の判らない動植物などありましたら、お気軽に
お問い合わせください。

今後とも彩湖・道満グリーンパークをご愛顧くださいますよう
お願いいたします。

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彩湖・道満グリーンパーク管理事務所

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なんと中にアブラムシがいたそうです!あの、よくホウセンカなどにつくちっちゃな虫。

確かアブラムシって、甘い汁を出して、それをアリにあげて敵から守ってもらう虫…

そんな汁出して、守ってもらわなくても、こんなちゃんとした防御ができるのに…

おそるべし、アブラムシ!

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