ナマケモノが熱い

ナマケモノ。このじみ~で、マイナーな動物ですが、実はナマケモノをテーマにした素敵な絵本があります。

ひとつはエリックカールの「ゆっくりがいっぱい!」(オリジナル:「Slowly, Slowly, Slowly, Said the Sloth」

ナマケモノが眠ったり、起きたり、食べたりする傍を、ちょっと見慣れない動物たちが通り過ぎていきます。とてもゆっくりしたリズムで進む絵本です。そして最後にその見慣れない動物たちの一覧が書かれています。

うちの子どもはこの絵本が大好きだったおかげで、やたらとマイナーな動物が好きなようでした。

「○○ちゃんの好きな動物は?」「ハナグマ!」とか…

もうひとつは「ナマケモノのいる森で」

仕掛け絵本ですが、とても綺麗。ある意味大人向けかもしれません。とても繊細にかかれた森。よく見るとたくさんの動物がいます。人間も森に住んでいます。ところがある日、大きな機械がやってきて、森をどんどん壊していきます。動物たちや人間は森を去っていきますが、ナマケモノはそのままです。そして森はなくなってしまい…真っ白なページ。そしてその次のページに現れる光景…

前から欲しかったのですが、昨日とあるミュージアムショップで見つけ、即買しました。子どもから大人まで楽しめます。そしてこれは絵本というより、作品です。ずっと大切に、大切にとっておきたい一冊になりました。

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