我が家の小さなブーム「よりぬきサザエさん」
最初はアマゾンの中古で買っていましたが、今は図書館で借りて読んでいます。
最近の図書館は区内の図書館すべてを検索でき、それを近くの図書館で受け取りが出来るのでとっても便利。使わないと損ですよ。図書館。
そして、「よりぬきサザさん」
サザエさんは今でもテレビで放映しているので、違和感はないと思うのですが、最初の頃の話がまとめられた「よりぬきサザエさん1」なんかを読むとびっくりです。
たとえば
カツオ 「ねえさん、プラスチックってどんなの?」 という発言。
この時代、生活にはプラスチックは無かったのです。
そして「人造米」
「なんじゃ人造米??」と思って調べると、「人造米、サザエさん」という候補が出るくらい。みなさんも調べているんですね。
なんでも、コメが不足していた時代、ジャガイモやトウモロコシなんかのでんぷんを加熱し糊状にしてから米の形状にして、売り出したらしいのですが、あまりのまずさにわずか2年で製造が終了したという、ブツ。「うどんを細かく刻んだようだ」との評判だったらしいですが、それなら米状にしなくても、うどんでいいじゃん、と思うのです。
そんな感じで、大人が読んでも不思議がたくさんなので、子どもが読むと「さっぱりわからない」らしいのですが、私たちの年代はよむと新鮮な驚きがあって、面白いです。
波平さんが庭にたらいを出して、水浴びをしている様子なんてよく出てくるので、お風呂もなかったのです。
サザエさん家族は年を取らずに生活様式が随分変わってきていることにも気づかされました。
おすすめですよ!サザエさん。是非図書館で。