日本の人口が現在、減少の一途をたどっており、2060年には、8千6百万人になってしまうらしい。郷ひろみの「2億4千万の瞳」の曲の意味も分からなくなる日が近い。なんだか、とても寂しいニュースです。
普段の生活では、渋谷のスクランブル交差点での人の多さに辟易としたり、遊園地の行列に悪態をついたりしてしまいますが、これから年を追うごとに、どこもかしこもガラガラになっていくのでしょうか?もちろん、都会には常に若者が集まり、人口が集中しているので、急に変化はないかもしれませんが、今でも過疎と言われている地域などはどうなっていくのでしょう?2060年もかろうじて生きているかもしれないので、とても心配です。
かと思えば、世界の人口は70億人を突破する勢いで、これからも上昇傾向。しかも、この人口の半数以上の人たちが、貧しく今日を生きるのが精一杯という現実もあります。
2000年に国連ミレニアム・サミットで採択されたミレニアム開発目標(MDGs)では、極度の貧困、飢餓の撲滅、初等教育の完全普及の達成など国際社会が達成すべき項目を揚げました。ある一定の成果を出すのに、2015年までという期限をつけましたが、現実は厳しいようです。
日本人が最後の一人にならないようにするには、日本のことだけを考えるのではなく、世界に目を向けることが大切かもしれません。
http://www.janic.org/more/mdgs/