ゴールデンウィーク、都内では新たな観光スポットが話題になっているのを尻目に、すごくレトロな観光地熱海に行ってまいりました。お休みですから、観光客もたくさんいましたが、なんとなく、街全体が、過去の産物のような空気を漂わせ、熱海銀座は、シャッター街と化していました。都内ばかりを綺麗にするのではなく、こういった観光地の再生も手掛けてくれたらいいのになぁ・・・・。海が目の前のオーシャンビューにも関わらず、ホテルの売り物件などが出ていて、ちょっと物悲しくなってしまいました。
気を取り直して、熱海の観光スポットを検索すると来宮神社がヒット。足を延ばしてみると、なんと、樹齢2000年と推定される大楠が境内の中に大きな存在感を漂わせ、しっかりと根を張っていました。木の上を見上げると2000年前から変わらず、この緑の葉を芽吹かせていたのかぁ・・・とその時間の流れに驚嘆するばかり。最近は、自分も歳を取ったもんだ・・・などと、思うことが多々あれど、大楠の前には、ちっぽけな存在。510歳のグリーンサンタだって、働き盛りぐらいなんでしょうかね。