グリーンサンタ基金で行っている国産材製品の寄贈事業も10年目になりました。
子どもたちに日常的に国産材の製品を使ってもらい、森や木に関心をもってもらう。
そんなコンセプトで始めたグリーンサンタ基金の社会貢献事業のひとつです。
ところでこの寄贈事業、始めた当初に比べて応募数が少なくなってきています。
当初寄贈事業を始めた際は応募数は本当に多く、応募書類に付随する資料もファイル一冊分など、ボリュームも大きかったのですが、震災をきっかけに資料提出を不要とし、応募票も簡単にした結果、一時的に応募は多くなったものの、現在は当初の数は下回っています。
なぜ応募数が少なくなったのか、学校関係の方などにうかがったところ、
‐新しいものをもらっても、古いものを廃棄するのにお金がかかるのでその予算がとれない
‐応募書類を書いている時間がない
‐ただほど怖いものはない
などが理由となっているようです。
新しいものをもらって古いものを廃棄するより、古いものが使い続けられるならそちらの方が良いと私たちも考えています。
ただ、「応募書類を書いている時間がない」に関しては考えさせられることもあります。
現在の学校の先生方のタスクは年々多くなっており、毎日残業が当たり前という地域もあります。
当然、他に余分な仕事は増やしたくない、と思われるでしょう。
また、「ただほど怖いものはない」これは全くの誤解です!!!
寄贈を受けた場合、LEAFに取り組んでいただくことが条件の一つとなっておりますが、学校としてはただでさえ忙しい行事の中、外部から人を招いて行う余裕はない…ということなのか…何かその後売りつけられると思っているのか…ちょっと悲しい…
LEAFに関しては日時や場所は相談の上行いますので、ご安心を。
応募をお待ちしています!